前回の記事の続きになります。

リリースしたアプリを少しでも多くダウンロードしてもらうために私がやったことをまとめます。
実際どれくらいの効果があるかを数値化するのは難しいですがやらないよりはやった方がいいかなーといった感じです。

おそらく、一番効果的なのはたくさんのお金をかけて広告出稿を行うことですが、個人開発者ではコスト的に難しいのでそれ以外の実践的なやり方をまとめていきます。

DL流入経路

アプリがダウンロードされる際の流入経路は主に3つです。

  1. テレビ、インターネット、ニュースなどのメディアで取り上げられてダウンロードされる
  2. アプリのランキング上位にランクインしてダウンロードされる
  3. Store内でのキーワード検索からダウンロードされる

厳密には他にもあるのですが、大きくは上の3つになります。

これを踏まえた上でそれぞれにアプローチをしていきます。

1.メディアに取り上げられる

テレビで取り上げられたりTwitterで有名人に呟かれるとDL数が一気に伸び総合ランキング上位に入ったりしますが、これは簡単ではありません。というか運的な要素もありますしかなり難しいです。

マスメディアに取り上げられるためには既存にない画期的なアプリであったり飛び抜けた何かが必要となります。

そこで個人開発者が狙うのは、新作のアプリや面白いアプリを紹介するアプリ紹介メディアです。媒体にもよりますが掲載ハードルはそう高くありませんので、個人で開発したアプリでも十分取り上げられる可能性があります。

実際にやることはというとアプリがStoreに公開された段階でこれらのwebメディアにレビュー依頼のメールを送ります。

一個人がメールを送ったところで運営は確認するの?と思う方もいらっしゃると思いますが経験上、確認されています。そういったメディアの運営者は日々情報探しをしているので、必ず目は通していると思われます。

私がリリース後にレビュー依頼のメールを送るメディアは以下の5つです。

どのメディアも必ず掲載してもらえるわけではありませんが、レビュー依頼は無料で行えるのでリリース後は必ずレビュー依頼の問い合わせを行った方が良いです。(レビュー依頼をしてメディア運営者の方がDLしてくれたらそれだけで数DL稼ぐことができるという考え方もできます…)

Appliv

10年以上前から存在するアプリ界隈では言わずとしれた有名メディアです。
閲覧者も多く掲載されればDL数の増加が期待できます。
掲載ハードルはそこまで高くはなく個人開発したアプリでもある程度のクオリティ・内容のものであれば取り上げられるなぁという印象です。

AppBank

みなさんご存知のAppBankです。
月間のUU数は1500~2000万人とも言われており、掲載効果は非常に大きいです。
個人的な感想ですが、掲載ハードルは高めだと思います。(2年くらい前にAppBankのアドネットワークを利用していた関係で掲載されたことはありますが、レビュー依頼をして掲載してもらえたことはありません…)

meeti

アプリ情報を始め、ガジェット、スマホアクセサリー、ニュースなどスマートフォンに関連した情報を発信するメディアです。

アプリレビューというカテゴリがあり、丁寧にレビュー記事が書かれています。
上2つのメディアと比べると掲載効果は低めですが、掲載されればDL数の増加は十分に見込めると思います。

掲載ハードルも高くはないので個人開発者はリリース後は絶対にレビュー依頼を送るべきメディアの一つです。

AppLink

iPhone・Androidのアプリレビューに特化したレビューサイトです。

アプリのレビューに特化したメディアですので掲載ハードルは低めです。また、このメディアに訪れるユーザーは「何か面白いアプリないかなー」と思って訪問するユーザーが多いので目に留まればDLされやすいという特徴があります。

smapli

女子向けのアプリレビューサイトです。

smapliのターゲット層は女性なのでリリースしたアプリが女性向けのものであれば効果は大きいです。
私の場合は開発したアプリが女性向けでなくともsmapliにレビュー依頼を送るようにしています。

2.Storeのランキング上位に載る

Storeのランキングを見てアプリをDLする人は大勢います。きっとあなたもその一人のはずです。

特に無料総合ランキングで1位や2位にランクインすれば1日で何万ものDLが見込めます。

例えばAppleがどのようなロジックでアプリのランキング付けを行なっているのか正確には分かりませんが、一定期間でのアプリのDL数がランキングに大きく影響しているのは間違いありません。

Storeのランキングが更新されるのは1日に数回あります。一度更新されてから次に更新されるまでの間にダウンロードされた数が大きければ大きいほどランキング上位に上がりやすいです。(もちろんそれだけがランキングを決定付ける要因ではありませんが)

つまり、storeに公開してからすぐにある程度アプリがDLされれば無料総合でランキングに載るのは無理でもカテゴリ別のランキングで200位以内くらいにはランクインできる可能性が十分にあります。

そこで利用したいのが事前予約サービスです。

代表的なものだと予約トップ10などが挙げられます。(ゲームに特化していますが)

理想としては、

予約トップ10などを利用してリリース後に数十~数百DLされる → ランキングに載る → ランキングを見てアプリがDLされる → (コンテンツ力があれば)継続して利用するユーザーが増える → ランキングさらに上がりアプリがDLされる

こんな感じで雪だるま形式でDLが増えていくのが理想です。

アプリのジャンルにもよりますが、ハイパーカジュアルやソーシャルゲームのようなゲーム系アプリなら予約トップ10の利用は必須です。

もう一つは、SNS(主にTwitter)の利用です。

個人で開発したアプリがTwitterでバズってStoreのランキング上位にランクインしたり、そこから就職先が決まったりという光景を最近よく目にするようになりました。

アプリ界隈の人もTwitterをよく利用してるので、『こんなアプリをリリースしました!』などと呟くと同業の方がリツイートしたりしてくれて一定のDL数を見込むことができます。
さらにそのアプリが面白かったり、特異なものであれば一気にバズってランキング急上昇なんてこともありえます。

常日頃からアプリ開発者などをフォローして情報を受け取ったり発信するのは大切だと思います。

3.キーワード検索からのDLを狙う

いわゆるASO対策を行います。

例えばあなたがカメラ系のアプリを探していたとしてStoreの検索窓に「カメラ」と打ち込み一番上に表示されたカメラアプリ、取り敢えずチェックしてみようと思いませんか?

言わずもがな、ある単語でアプリを検索した時に上位に表示されればされるほどDL数は増えます。

ASOに関しては正直どのようなロジックで上位表示されるのか分かりませんが、ダウンロード数 / カスタマーレビュー / 申請時のキーワード / アプリのタイトル / 説明文 / アクティブユーザー数が複合的に影響するものと思われます。

以下は自分がアプリを申請する際に意識することです。(必ずしも効果的かは分かりかねますが、キーワードで上位表示の実績はあります。)

  1. メインキーワードをタイトル、説明文に入れる。
  2. メインキーワードはタイトル、説明文で多用する。
  3. ライバルアプリの名称をキーワードに入れる。
  4. キーワードにはひらがな、カタカナ、漢字など考えうる全てのパターンを入れる。
  5. 第二候補の単語をキーワードに入れる

一つずつ説明していきます。

1. メインキーワードをタイトル、説明文に入れる。

例えばカメラアプリだったらメインキーワードとなる「カメラ」という単語をタイトル、サブタイトル、説明文に積極的に入れるのは効果があるように思います。

2. メインキーワードはタイトル、説明文で多用する。

タイトル、サブタイトル、説明文に不自然にならない程度に「カメラ」というワードを散りばめると良いです。

例えばカメラアプリだったらメインキーワードとなる「カメラ」を「〇〇カメラ – 自撮りが綺麗に撮れるカメラアプリ」のように2~3個タイトルに入れるのはおすすめです。

3. ライバルアプリの名称をキーワードに入れる。

ライバルと思われる既存の有名アプリのタイトルはキーワードに追加した方が良いです。
例えばあなたがフリマアプリを作ったとしたら「メルカリ」「フリル」「ラクマ」といったキーワードは積極的にキーワードに入れるべきです。

ライバルアプリの単語で上位の方に表示されれば、そのアプリを検索した人が自分のアプリを一緒にDLする可能性が多分にあるからです。

4. キーワードにはひらがな、カタカナ、漢字など考えうる全てのパターンを入れる。

もし自分がカメラアプリを開発したとしたら、「カメラ,かめら,カメラアプリ,かめらアプリ,かめらあぷり,カメラあぷり」のようにキーワードを入力します。

「カメラ」のようにカタカナが一般的な単語でも意外と平仮名で検索するユーザーが多いのでそういったユーザーのキャッチアップを行うのが狙いです。

カタカナと平仮名とでは検索結果上位のアプリの顔ぶれがガラッと変わるので、平仮名で検索上位を狙うというやり方はありだと思います。

5. 第二候補の単語をキーワードに入れる

これはアプリを申請する前に一度自身のアプリのメインワードで検索をかけてみます。

例えば「カメラ」と打ち込むと上から「アプリ」「360」「音なし」などと候補が出てきます。

こういった上位の候補単語もキーワードに入れます。

一つのキーワードのみで検索上位を狙うのは難しいですが、二つ三つのキーワードの掛け合わせで検索上位を狙うのはまだ比較的易しいからです。

最後に

ざっくりですが、普段自分がアプリをリリースした際に意識していることをまとめてみました。

他にもいろんなテクニックや気をつけた方が良いことはあるのですが、今回は無料で手軽にできることを中心にまとめました。

当たり前ですが最終的には「良質なコンテンツをつくる」というのがたくさんDLされるためには必要不可欠となります。
その上で上記に述べたことを実践してみると多少は効果があるかなーと思います!